七彩丹霞ツアー、張掖丹霞地貌行き方
張掖丹霞地貌は甘粛省張掖市から約40キロ、臨沢県の郊外に位置し、510平方キロにわたる大地が様々な色彩に染まられる。丹霞とは赤い堆積岩で形成されたカルスト地形のことである。張掖丹霞地貌は規模が大きく、形が不思議、中国丹霞地貌の最大、形の最も豊富な地域の一つである。「中国の最も美しい七大丹霞地貌」の一つと讃えられている。
大仏寺は張掖市の西南に位置し、西夏時代に創建された甘粛省最大の西夏建築である。現存する建築物は大仏殿、蔵経閣、土塔の三つで、大仏殿の内部には寝仏像の中で中国最も大きな釈迦牟尼の像が安置されている。大仏寺は国家4Aレベルの風景区と称する。
甘粛省張掖では冬の冷たい空気と降雪の影響で樹氷が発生し、純粋無垢なクリスタルのように輝き、幻の世界となっている。初冬の景色と樹氷が重なり、色づいた木の葉に透き通る樹氷が相まって、暖色と寒色のコントラストに多くの人が足を止めて見入っていた。張掖は内陸に位置し、大陸性モンスーン気候に属する。光が多いが、降水が少ない。気候が乾燥し、昼と夜の温度差が大きい。年平均温度が10.6度、平均日照数は2300ｈ、平均降水量は220～320ミリである。6月から9月まで、雨が多い。
「大寒」にあたる20日、大雪の後の甘粛省張掖にある祁連山は一面の雪に覆われ、美しい姿を見せていた。夕日の下で藍色の「海」に沈む祁連山が一瞬金色の輝きを放ち、印象的な美しさを見せている。
